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第3回北極科学大臣会合 (ASM 3) が東京で開催

2021 5 14

5月8日から9日にかけて、第3回北極科学大臣会合 (ASM 3) が東京で開催され、北極圏国の一つであるスウェーデンのマティルダ・エーンクランス高等教育・研究担当大臣をはじめとする35か国の政府代表および北極の先住民族団体代表が参画した。

「持続可能な北極のための知識」 を主なテーマとし、北極が直面する喫緊の課題について、国際科学協力を通じた行動を議論・提案することに焦点を当て、以下の4つのサブテーマを取り上げた。

1.観測 : 観測ネットワーク、データ共有 - 実装に向けて -
2.理解 : 北極環境及び社会システムとその全球的影響の予測と科学的理解の強化
3.対応 : 持続可能な開発、脆弱性と回復力の評価、科学的知識の適用
4.強化 : 人材育成、教育、ネットワーク形成 - 次世代を念頭において -

エーンクランス大臣は、世界のどこよりも先に気候変動の影響を受ける北極圏の観測、状況把握、対応することを重視した北極圏と気候関連の研究へのスウェーデンの高い意欲を表明した。重要な貢献として、スウェーデンが100年以上にわたって陸上の研究データを集めてきたこと、これらのデータを宇宙データと組み合わせたこと、北極に到達できる極地観測船「Oden」の派遣などを挙げた。大臣は、この会議でスウェーデンの北極調査隊に参加するよう各国に呼び掛けた。
北極科学大臣会合の終了時には、北極研究における国際協力の深化、北極における課題の観測・理解・対応、将来世代のレジリエンスの強化に焦点を当てた共同声明がすべての国及び参加機関で合意された。