スウェーデン国立研究所(Research Institutes of Sweden:RISE)とJapan Innovation Netowrk(JIN)は、イノベーション分野における連携に関する協定を締結しました。
この合意には、イノベーション・プロセスの体系的なアプローチのためのイノベーション・マネジメントの専門化、スウェーデンと日本のイノベーション・システムの連携により、社会と産業の課題への対応において、アカデミア、研究機関、産業界と協力して、革新的な解決策を提唱することが含まれます。
調印式は、ペールエリック・ヘーグベリ大使とJINのCEO西口尚宏氏がスウェーデン大使公邸に集い、スウェーデンからオンラインでRISEのCEOピア・サンドヴィック氏が出席しました。またスウェーデン大使館商務参事官やスウェーデンからRISE関係者数名と在ストックホルム日本大使館の科学参事官もオンラインで参加しました。
署名後はオンラインルームの参加者全員による協定への期待や実施について議論が続きました。今回の合意は、実際のイノベーション連携において、両国の関係をさらに親密にしていく可能性を高めていくと思われます。
今回の調印式では、大使館がSociety 5.0へ向けて新たな一歩を踏み出し、フィジカル空間とサイバー空間をつなぐことができました。遠いスウェーデンの参加者がまるで東京にいるように存在を近くに感じられ、新型コロナウィルス感染症流行以前の状況と同様に打ち解けた議論を行うことができました。
スウェーデン大使館は、SDGsや社会的課題、産業のために、このような新たな連携やスウェーデンと日本の協働によるイノベーションの今後の成果に期待しています。