2025 8月 30, 0.00
北欧5か国(アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド)は、 この度、大阪・関西万博にて、8月30日、31日の2日間の予定で、文学イベントを開催いたします。 ※招待客のみ参加可能 ※イベント詳細は随時更新予定 30日は児童文学、31日は北欧ミステリーに焦点を当て、来日する北欧各国の有名作家達と、お招きする日本の著名な作家のトークセッションを中心に、 文学における北欧と日本の親和性や相違性などを深く掘り下げます。
●「北欧こどもの本の世界」
北欧の児童文学は、『長くつ下のピッピ』や『ムーミン』のような象徴的なキャラクターによって彩られています。これらの愛すべきキャラクターたちは、何世代にも亘り、子供達を楽しませてきただけでなく、自立心、回復力、コミュニティの重要性といった複雑なテーマにも取り組んできました。このイベントは、これらの物語が持つ不朽の遺産を探求しながら、困難な問題に誠実かつ繊細に取り組む事への深い理解を若い読者に促す貴重な機会となります。
日時:8月30日(土)
会場: 大阪・関西万博 北欧館3階会議室
モデレーター: デューク雪子氏
11:00 主催者挨拶
- イーダ・ヘイマン・ラーセン氏(北欧閣僚理事会事務総長補佐)
11:05 「アストリッド・リンドグレーンとトーベ・ヤンソンの遺産 – 難局と惨禍 」
‐ストックホルム大学エリーナ・ドルーケル教授
11:45 「子ども向けの本の書き方とは?北欧と日本、異なる視点と類似点」
‐ リーセン・アドボーゲ氏(スウェーデン児童文学作家・イラストレーター)
‐ 宮田=ジャンシ真理子氏(ノルウェー児童文学作家・ダンサー)
‐ 菱木晃子氏(スウェーデン児童文学翻訳家・作家)
‐ ステラ・ヨナスドッティル氏(アイスランド児童文学作家)
12:30 「百聞は一見にしかず~絵本の挿絵を描く」
- イェニー・ルカンデル(フィンランド絵本イラストレーター)
- エンマ・アドボーゲ(スウェーデン児童文学作家・イラストレーター)
13:15 ランチ交流会(北欧館屋上レストラン)
14:00-14:30 サイン会
14:30 エンマ&リーセン・アドボーゲ 姉妹によるワークショップ
「もし人間がいなければ、きみは何になりたい?」(一般公開・事前登録必要なし・先着順)
15:30 朗読会 『ムーミン谷の仲間たち』より『目に見えない子』(一般公開事前登録必要なし・先着順)
16:30 朗読会 宮田=ジャンシ真理子氏(一般公開・事前登録必要なし・先着順)
北欧館会場外でのイベント
会場: 万博会場内、ポップアップステージ東内にて
12:00-15:00 の時間内で2回ずつ公演
演目① スウェーデン絵本「みんなだれかのえさになる」の朗読と音楽の生演奏
- アーロン・ランダール氏(スウェーデン絵本作家・朗読)
- Music for Isolation (竹内理恵氏とギデオン・ジュークス氏によるデュオ)
演目② 『長くつ下のピッピ』を浪曲で!
‐ 真山隼人氏(浪曲師)沢村さくら氏(曲師)
※ご出席頂ける場合には、万博への入場チケットをお送りいたします。
※セッションは同時通訳付き。
※昼食をご用意いたします。
●「北欧ミステリーの世界」
ダークで、雰囲気のある設定と複雑なキャラクター構成で知られる北欧のミステリー小説は、サスペンスと社会批評のユニークな融合で世界中の読者を魅了し続けています。北欧ミステリーは、単にスリリングな推理するだけではなく、しばしば深い社会問題を探求し、示唆に富んでいます。北欧と日本の現代最高の推理小説作家達にお会いし、魅力的な物語を掘り下げ、その文化的背景を理解し、ミステリー愛好家仲間と交流しましょう。
日時: 8月31日(日)
会場 : 大阪・関西万博北欧館3階 会議室
モデレーター: デューク雪子氏
11:00 - 11:05: 開会挨拶(北欧代表大使挨拶)
11:05 - 11:30: 「北欧ミステリーとは?」
- 杉江松恋氏(文芸評論家・ライター)
‐ ラグナル・ヨナソン氏(アイスランド推理小説作家)
‐ デューク雪子氏(文芸評論家・ジャーナリスト・翻訳家)
11:30 - 12:15: 作家紹介(インタビュー、英語による短い朗読)
11:30 – 11:45: ラグナル・ヨナソン氏(アイスランド推理小説家)
11:45 – 12:00: トーヴェ・アルステルダール氏(スウェーデン推理小説家)
12:00 – 12:15: 有栖川有栖氏(推理小説家・作家)
12:15 – 13:00: パネルディスカッション
「日本と北欧のミステリー小説: 類似点と相違点」
‐ 有栖川有栖氏(推理小説家・作家)
‐ ト―ヴェ・アルステルダール氏(スウェーデン推理小説家)
13.00 – 14:00: 昼食会(北欧館3階テラス)
14.00 - 14:45: 作家紹介(インタビュー、英語による短い朗読)
14.00 – 14:15: レーナ・レへトライネン氏(フィンランド推理作家)
14.15 – 14:30 ヨルン・リーエル・ホルスト氏(ノルウェー推理作家)
14.30 – 14:45: イルサ・シグルザルドッティル氏(アイスランド推理作家)
14.45 – 15:30: パネルディスカッション
「推理小説という方法で社会を描く」
‐ レーナ・レヘトライネン氏
‐ ヨルン・リーエル・ホルスト氏
‐ イルサ・シグルザルドッティル氏
15:30-16:00: 閉会挨拶
‐ 有栖川有栖氏(推理小説家・作家)
‐ 杉江松恋氏(文芸評論家・ライター)
16:00 - 17:00: 交流会、サイン会
※ご出席頂ける場合には、万博への入場チケットをお送りいたします。
※セッションは同時通訳付き。
※昼食をご用意いたします。